自衛隊で仕事をしていて、
「このままずっと自衛隊を続けていくのはなんだか不安…」
「将来定年を迎えるときに、再就職できるのかな…」
という不安を抱えて転職を考える自衛官は少なくありません。
ですが、
「そもそも転職できそうな転職先も思い浮かばない…」
「職場環境や人間関係を変えたくて転職したいけど、もっと悪くなるかもしれない…」
という不安から行動に移すことができなくなることも…。
そんなあなたに本記事では、幹部自衛官から転職しやすい仕事No.1についてお伝えします。
目次
- 自衛官がよくオススメされる転職先とは?
- 幹部自衛官から転職しやすい仕事No.1とは?
- まとめ
1.自衛官がよくオススメされる転職先とは?
『転職しようかな…』と考えたとき、多くの自衛官が「転職 自衛官」と検索をかけます。
実際に検索してみると「自衛官にオススメの転職先10選」というような記事が出てきました。
そこでは、以下のような転職先が紹介されています。
・営業職
・警備員
・トラック運転手
・スポーツインストラクター
・清掃員
・(人によっては)システムエンジニア
・その他自衛隊で取得した資格が活かせる業務
(電気工事主任技術者、電気事業設備主任等)
ですが、上記のような仕事は、たいていの幹部自衛官は「やりたくない」と感じていると思います。
なぜなら幹部自衛官の仕事は、「マネジメント」であり、これらの仕事とはギャップが大きいためです。
![](https://coheleto-consulting.com/wp-content/uploads/2024/07/overwork.png)
一般的にこのような転職はいわゆる「キャリアチェンジ」と言われるもので、
あまりオススメされないリスクの高い転職方法です。
おそらく上記の転職先を見たときに、多くの幹部自衛官はこのように感じるのではないでしょうか。
『今までつちかってきた能力や経験が生かせる感じがしない…』
では、「キャリアチェンジ」とならないような転職方法はあるのでしょうか?
2.幹部自衛官から転職しやすい仕事No.1とは?
答えは、「管理」を仕事にすることです。
管理と一言に言っても、
・リスク管理
・業務管理
・進捗管理
・人事管理
などなど様々な「管理」があります。
これら「管理」に関連する会社を探してみましょう。
・企業のリスクアセスメントを支援するサービスを提供している企業
・業務の進捗を管理するサービスを提供している企業
・人材管理、組織開発に関するコンサルティングを行っている企業
などなど探せばかなりたくさんあります。
![](https://coheleto-consulting.com/wp-content/uploads/2024/07/negotiation.png)
ただし、「条件」があります。
それは「まず最初は選り好みしないこと」です。
「名前が通っている企業」
「年収が今より良い」
「職場環境が良い」
などの条件を先にフィルターにかけてしまうと人気の転職先した出てこなくなります。
人気のあるところは、すでに経験値が上の人に取られているため、狭き門です。
この狭き門に入る前に、まず選り好みせずに検索をかけてみましょう。
名前は知らないけど、かなり良い条件の企業がチラホラあるはずです。
![](https://coheleto-consulting.com/wp-content/uploads/2024/07/goal-1-1024x1024.png)
たとえば自衛官にもなじみの深い「安全管理」。
実は外資系企業では「安全管理」という役職だけで募集している企業が多数あります。
あなたが自衛隊において、安全について責任ある立場であったなら、大きなチャンスと言えます。
たとえば、とある外資系企業の安全管理部門の募集要項を見てみると、以下のように記載されています。
![](https://coheleto-consulting.com/wp-content/uploads/2022/05/スクリーンショット-2022-05-24-5.30.43-1024x350.png)
※EHSとは、環境(Environment)・健康・衛生(Health)・安全(Safety)を指します。
記載の仕方は難しく書いてありますが、これらは実はいずれも自衛隊で経験できる内容です。
1:5年以上安全管理を主としたEHS管理経験
→安全係幹部として部隊の環境・健康・安全について管理してきた経験
2:現場での安全指導と安全対策導入経験
→部隊の現場における安全指導と安全施策の導入経験
3:法的及び社内規定に基づく要求事項に対する標準化及び導入経験
→規則に定められた事項の徹底
4:EHSに関わるリスクアセスメント、事故原因調査と是正対策の導入、EHS感染の遵法監査経験
→部隊の安全係幹部として、安全点検を実施し、リスク及び規則違反を洗い出す。また事故が発生した場合は、事故調査を実施し、対策を導入した。
5:チームマネジメント(2名以上の部下/3年以上の管理経験)
→幹部自衛官として◯名の部下を管理してきた。
6:ビジネスレベルの日本語力(ビジネスドキュメントの作成・読解、会議運営ができる)
→幹部自衛官として会議を実施してきた。
7:ビジネスレベルの英語力(ビジネスドキュメントの作成・読解、会議運営ができる)
→TOEICの取得点数
いかがでしょうか?
意外とハードルは低く感じませんか?
特にあなたが後方職種であればハードルは低く感じるかもしれません。
3.まとめ
今回は、転職を考えた自衛官がオススメされる転職先では、あなたの幹部自衛官としてのキャリアは活用できないことを踏まえ、幹部自衛官から転職しやすい仕事No.1である「管理」系の転職についてお伝えしました。
転職に悩む幹部自衛官のあなたにとって有益な情報になればさいわいです。
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