タイトルにあるとおり、
後方系を担う幹部自衛官が、
民間転職後に活躍するためのキャリアを見つけたので
シェアしますね!
その発見は、
後方系のとある幹部自衛官の経歴を見ていた時のことです。
その方は幕と補給処の経験を積んでおり、
幕では事業計画を、補給処では所要見積もり、調達要求などを
担当されていました。
一つ一つの経験は何でもない普通の幹部自衛官の経歴ですし、
取り立ててすごい経歴ではありません。
(むしろツラい?経験……)
ご自身も経歴の棚卸しをする中で、
『イマイチだな』
と感じておられたそうです。
実際に転職エージェントに話をしても、
『ご紹介できる件が出てきたら、ご連絡します』
(実際は来ない)
と言われていたそうな……。
ですが、幕と補給処での経験をひとつにまとめると、
『サプライチェーンを管理していた経験』
と言えるんですよね。
ちなみに、
一般的にサプライチェーンというのは、
以下のような今で用いられます。
サプライチェーンマネジメントの仕事は「需給管理」「生産計画立案」「物流」の3つから成り立ちます。
主な業務としては、グループ全体の(中略)需給と生産に関して、全社拠点別の需給計画の立案と調整を行い、生産アローケーションの立案と生産予算編成に携わっています。
住友ゴム引用(https://www.srigroup.co.jp/saiyou/work/job/scm/#:~:text=サプライチェーンマネジメントの仕事,編成に携わっています。)
いかがでしょうか?
サプライチェーンと言われると
何か大層なことをやっているように見えますが、
自衛隊でも同じことをやっているんです。
自衛隊は何かを生産している組織ではないので、
生産計画は『取得計画』などに置き換わりますが、
サプライチェーンということには変わりありません。
ちなみに、
ビズリーチで『サプライチェーン』で検索すると、
4388件の求人がヒットします。
年収700万円以上で絞り込んで検索しても
4330件がヒットします。
(2024年10月15日アクセス)
こういう風に、
「自衛隊の業務が民間でどう活きるかどうか」
という点に気付くか気付かないかってすごく大きいんですよね。
多くの自衛官は
「自分の経歴なんて民間では通じない。イミがない。」
と感じていますが、これは『大きな勘違い』です!
この勘違いは、人生を大きく左右します。
多くの自衛官は自分のキャリアが
民間でどう役立つのか知りませんし、気付きません。
そして、自分の経歴を軽視しがちです。
ですが、少し見方を変えてあげるだけで、
こんな風に民間で通じるようなキャリアが見つかります。
「もっと具体的に転職活動を進めたい!」という方はこちらのnoteもご覧になってくださいね!