あなたの判断がニブる原因|自衛官からの転職判断で注意すべき深層心理

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「転職しようか、今のままでいるべきか…?」

この悩み、ずっと抱えている人も多いですよね。

特に、自衛官として長年働いてきた人にとって、転職は大きな決断です。

でも、あなたは「サンクコストの罠」に囚われていませんか?

サンクコストの罠とは?

サンクコスト(埋没費用)とは、一度投資したお金や時間が戻らない状態のこと。

例えば、

  • 映画館でチケットを買った後に映画がつまらないと感じても、「せっかくお金を払ったのだから」と最後まで観てしまう。
  • 食べ放題でお腹がいっぱいなのに、「元を取らなきゃ」と無理して食べ続ける。

これらはすでに支払ったコストが回収できないにも関わらず、それに囚われて非合理的な行動をしてしまう典型例です。

この考え方は、転職にも当てはまります。

  • すでに10年以上自衛隊で働いてきたから、今さら辞めるのはもったいない。
  • 退職金(2500万〜4000万円)があるから、ここで辞めるのは不安。
  • 今まで培ってきた経験を捨てるのは惜しい。

こうした考えがあると、「今後のキャリアをどうするか?」よりも、「これまでの時間や努力を無駄にしたくない」という気持ちが優先されてしまいます。

しかし、過去の時間は取り戻せません。

大切なのは、これからの時間をどう使うか? という視点です。


転職を決めるための3つの質問

もしあなたが転職すべきか悩んでいるなら、以下の3つの質問を自分に問いかけてみてください。

  1. このまま今の仕事を続けたとき、5年後に満足できるか?
  2. 辞めたい理由は、一時的なものか、それとも長期的な課題か?
  3. 10個上の先輩が自分のなりたい姿かどうか?

最後の質問は特に重要です。

あなたの職場にいる10個上の先輩の働き方や人生を見て、「この人みたいになりたい」と思えますか?

もし「NO」なら、その環境に自分の未来を預けるべきか、冷静に考える必要があります。


転職で失敗する人の特徴

転職で失敗する人には、共通点があります。

失敗する人

❌ 「なんとなく」で転職してしまう

❌ 仕事を辞めた後に転職活動を始める

❌ 自分の強みやスキルを把握していない

転職は「勢い」ではなく「戦略」で決めるもの。

今の環境を飛び出した先に何があるのか、しっかりリサーチすることが大切です。

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