今日は、転職を本気で検討すべき判断基準3つを紹介します!
このお話は、私自身も何度も考え、転職をサポートしてきた多くの方々と共有してきました。
私が「本気で転職を検討すべき」と考える判断基準として、次の3つを挙げています。
- 健康上の不調をきたしている
- 専門性が深まらない
- 目指したい上司や先輩がいない
今日は、この3つについて詳しく説明します。
1. 健康上の不調をきたしている
これは言わずもがなですが、長時間労働やストレスで体調に不調をきたしているのであれば、今すぐその職場を離れたほうがいいです。
いちど崩した健康は、なかなか元には戻りません。特に、体調だけでなくメンタルにも影響が出ている場合、それは再発のリスクを抱えることになります。
「少し我慢すれば…」「自分が弱いだけ…」と思ってしまいがちですが、心や体が発するSOSを無視し続けるのは非常に危険です。
健康を犠牲にしてまで続ける価値がある仕事は、ありません。
2. いつまでも専門性が深まらない
他の会社でも通用する専門性が養われていないのであれば、転職を検討する大きな材料の1つです。
1つの職場で5年、10年と働いても、他の組織で発揮できる専門性が身についていない場合、早めに転職することでキャリアの停滞を防げます。
ただし、ここには「自己認識のズレ」という落とし穴があります。
自分では「専門性が足りない」と感じていても、周囲から見ると「十分な専門性がある」と評価されていることもあります。
このギャップを埋めるためには、定期的に経歴の棚卸しを行い、自分の強みや実績を数値化することが大切です。
もし「自分には専門性がないのでは?」と感じているなら、私が提供している「強み発見シート」を活用してみてください。公式LINEアカウントに登録することで、無料で入手できます。
3. 5個上、10個上の先輩に目指したい人がいない
この中でも特に大切なのは、目指したい上司や先輩の存在です。
「この人のようになりたい」「この人と一緒に働き続けたい」と思える人がいる職場は、非常に貴重です。そういった環境にいる人は、ぜひ大切にしてください。
でも、もし今の職場に「目指すべき人」がいないなら、それは大きな転職サインです。
目標がない環境では、成長意欲を失いやすくなります。また、その理由が「周囲のレベルが高すぎる」場合でも、「低すぎる」場合でも、どちらにせよ良い環境とは言えません。
例えば、私たちは30代で「今から大谷翔平になりたい!」とは思わないですよね。それは、到達不可能な目標だからです。
同じように、現実的に自分が追いつけないほど高いレベルの人ばかりだったり、逆に学ぶべきことがないほどレベルが低かったりする職場では、あなたの成長は止まります。
「目指したい人がいない」と感じているなら、思い切って環境を変えることも検討してみてください。
「健康上の不調」「専門性が深まらない」「目指したい人がいない」
あなた自身は、これらの3つの判断基準に当てはまっていないですか?
もし、1つでも心当たりがあるなら、ぜひ一度立ち止まり、自分の働く環境や将来について考えてみてください。
転職は決して「逃げ」ではなく、「より良い人生を選択する手段」です。