『自衛官向けの転職サポートをしている』
と話すとよく聞かれるのが
『批判受けないんですか?』
という質問です。
まぁ表面的に見れば、
批判を受けそうな仕事ですよね(笑)
ですが、
僕のビジネスにはキチンとしたロジックがあります。
それは、
『30代〜40代の転職者が増えれば、自衛隊入隊者が増える』
というロジックです。
一昔前は、
『自衛隊に入れば墓まで階級が付いてくる』
なんてことはザラでしたが、今は違います。
転職が当たり前になり、
キャリアチェンジを考える自衛官も多くなりました。
また、
「自衛隊という仕事は好きだけど、
家庭の事情から離れざるを得ない」
という状況にある方も、多くいらっしゃいます。
ですが、
自衛官にはノウハウがないので、
うまくいきません。
でも逆にノウハウがわかっていれば、
いわゆる大企業に転職できる可能性は高まります。
大企業でなくても大企業に引けをとらない、
経営状態の良い会社にも転職することは可能です。
そうすれば、
「転職して年収が減るかもしれない……」
という大半の自衛官が抱える悩みは解消します。
大企業や良い企業に行ける可能性が高まれば、
『自衛隊って金だけじゃなく、キャリアも積めるらしい。』
となります。
現代は『キャリア=資産』なので、
キャリアが積めない(=他で食っていけない)仕事は
敬遠されます。
そして、『キャリア=資産』という流れは、
今後ジョブ型雇用が主流になる日本において、
メインの考え方となることは確定しています。
(ちなみに
「ジョブ型雇用が主流にならない」と思っている方は、
よく周りをみて下さい。
『日本の10年後』は常に『10年前のアメリカ』です。)
人材の流出が増えれば、
流入させる動きも活発化しますし、
業務も整理されます。
なので、
自衛官の転職をサポートすることは、
最終的に『自衛隊入隊者を増やす』ことになると
本気で思っています。
それに、八木自身は自衛隊にいたからこそ、
今の外資のポジションにいますし、
自衛隊が与えてくれた数々の仕事を
ありがたいと感じています。
さらに、自衛隊で育ってきた人たちが、
一定のレベルで民間企業で働いていくことができる、
ということを心の底から信じています。
なので、もし今あなたが現役の自衛官で、
「転職すること」に対して、
罪悪感や後ろめたさを感じているのであれば、
『そんなに責任感感じなくて大丈夫ですよ。』
とお伝えしたいです。
あなたが自衛隊から抜けることで、
確かに困る人はいるかもしれない。
けど、
あなたが次のキャリアを切り開くことで、
救われる人もまたいるんです。
だから、
今の気持ちを大事にしたまま、
前に進めば大丈夫です!