【実体験】ポンコツ転職AGに当たって8社落ちた自衛官の末路・・・。

はじめに

転職活動で最も長い時間を一緒に過ごす人といえば、転職エージェント(AG)ですよね。良いAGに当たれば良いのですが、ポンコツな人に当たってしまうとあなたの時間をロスすることにもなりかねません。今日はそんな「ポンコツ転職AG」に当たってしまった八木の実体験についてお話します。

こんな人にオススメ

・転職を考えている現役自衛官
・再就職にあたって、自己開発しようと考えている定年前の自衛官

こんなことがわかります!

・「転職エージェント」はフィーリングで選んだほうが良い
・ポンコツに当たると時間をムダにする
・落ち続けたときにメンタルがどのように変化していくか

転職活動で8社落ちたときの話をします。それは2020年の8月ごろのことでした。転職活動を始めたのは実際には2020年の4月ごろでしたが、そのときお世話になっていたエージェントが1社ありました。そのエージェントについては名前は公表できませんが、あるエージェント会社です。

今思えば「やめとけばよかった」と思いますが、その時最初に面談をしたときに「この人ちょっと胡散臭いな」とか「フィーリング合わないな」と感じました。こちらが相談しているのに、なんだかコーチングで無理やりこちらの答えを引き出そうとしている感じが強くて、あまり寄り添っていない印象を受けました。

結局そのエージェントにお願いしましたが、希望していたのはコンサルタントなどで、製造業も希望していました。ただ、相性が悪くて、転職活動もうまく進みませんでした。実際、そのエージェントにリストアップしてもらった4社に応募しましたが、職務経歴書の修正をお願いしたところ、「これでいいと思いますよ」と言われ、職務経歴書の添削はしてくれませんでした。

この「これでいい」という言葉に注意が必要で、転職エージェントが「いいですよ」と言うと、ついそれで安心してしまうのですが、実際にはそうではありません。多くのエージェントが多数の応募者を抱えているので、1人にかけられる時間はほんの数分程度で、まとめて応募させて、諦めさせようとしていることもあります。そのため、職務経歴書の添削をしてくれないエージェントには注意が必要です。
そのことを知らない当時の八木は「あ、これで良いんだ!」と思い込んでいました…。(これが地獄のはじまり)

藁にもすがる思いとはまさにこのこと。。

そのエージェントと話を進めるうちに、4社応募したものの、すべて書類選考で落ちました。その後、「2社紹介できます」と言われ、再度職務経歴書の修正をお願いしましたが、同じように「これで大丈夫だと思いますよ」としか言われませんでした。今考えれば、「もう相手にされていないんだな」という状態なのですが、当時転職弱者だった自分にとっては、それでも藁にもすがる思いでした。

次の2社のうち、1社は書類選考に通過し、初めての面接をすることになりました。ただ面接の際も、特にエージェントによる事前練習はなく、「今のまま行けば大丈夫ですよ!」と言われていました。(これもポンコツAGの特徴です……)書類選考に通過したのは、コンサルティング会社だったのですが、この1次面接の面接官も割とクセ強なタイプで、「ちょっととっつきにくいなぁ」と感じていました。面接については、終始会話が噛み合わず、もちろん落ちましたが、「こんな人がいるところに行きたくないなぁ」と内心思ったので、逆に落ちてよかったのかな、と(笑)

最終的にそのエージェントで8社目まで応募をしましたが、残りもすべて書類選考で落ち、精神的にかなり追い詰められました。4社目までは「まだいけるかも」と思っていましたが、6社目、7社目になると「自分は民間で通用しないのかもしれない」と自信が揺らぎ始めます。

自分が自衛隊で歩んできたいわゆるエリートキャリア、防衛大卒、米軍での研修経験、副官の経験、指揮幕僚課程の履修、TOEIC950点、英検1級保有という全てのことに対して、自信が一気に崩壊していくのを感じるのです。そもそも自衛隊でのキャリアが民間で通用するという自信がないがゆえに、TOEICや英検のスキルを積み上げてきました。ですが、それらの資格やキャリアも「砂上の楼閣」のように崩れていく感覚でした。7社目、8社目で完全に心が折れてしまい、「もう転職活動を辞めたい」と強く思いました。

そして、それを見透かすかのように、エージェントから連絡があり、

「八木さんに紹介できる求人はもうありません」

と匙を投げられてしまいました…

あー、俺の転職も終わったなー……

ちょうどそのとき夏季休暇を迎えたこともあり、転職活動を一旦中断することにしました。夏休みの間、妻に「転職活動どうする?」と聞かれ、「まあ、少し休んでまたやり直そうかな」と答えました。今すぐに転職活動が再開できるメンタル状況ではなかったからです。

ただ、その時の私は部隊勤務の2年目で、異動が目の前に迫っていました。異動の線引きは年度当初から始まっており、案が出来上がるのが8月くらいです。その後、各職種の担当に投げられ、11月ごろには次の異動先が見えてくる流れです。そういった背景もあり、少し時間がないという感覚もありました。ですが、焦ってもどうしようもないので、とりあえず休むことにしました。(だって、どうせ落ちるし的な感覚もありました)コロナの影響もあり、実家には帰らず、家で鬱々とした日々を過ごしていたように思います。

夏季休暇の後、改めて職務経歴書を見直すと、「あれ、これって何か伝わらないかも……?」ということにうっすら気づきました。自分で書いた職務経歴書のはずなのに、何か読んでいて理解できない部分が多いな、と感じたのです。転職本やネットを参考にしながら、再度職務経歴書を作り直し、アップロードしました。

すると、いきなり世界最大手の外資企業からスカウトが来ました。
この続きはまた別の記事にしたいと思いますが、この記事でお伝えしたい教訓は、

「フィーリングの合わない転職AGと組むな」

ということです。
フィーリングが合わない、というのは人によってそれぞれだと思います。

会話が噛み合わない。
会話の波長が合わない。
なんとなくイヤ。
圧迫感がある。
etc…

どんな些細なことでも良いのですが、「この人なんかイヤだな」と思った場合は、自分の気持ちに従いましょう。もし、「これどうなんだろうなぁ……」「ちょっと悩むぁ……」と思った場合は、ぜひ一度公式LINEアカウントから八木にご相談いただければと思います!

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目次
1.  民間に来て分かった『自衛官は使えない』は大ウソ。
2. 【新常識】長期戦禁止!!自衛官の転職活動は「短期決戦」と心得よ。
3. 自衛官がキャリアチェンジでぶつかる3つの壁とは……?
4. 【実践!】職務経歴書作成の3ステップ
5. 面接官目線で見る「喉から手が出るほど欲しい人材」の特徴
6. 「ウソでしょ?」キャリアチェンジに必要なのは資格ではなく○◯!
7. 最大の難関!!「実績のまとめ」
8. 「まずは転職サイトに登録!」があなたの職務経歴書をダメにする理由
9. 51名の転職希望自衛官を見てわかった「キャリアチェンジに成功する自衛官×失敗する自衛官」


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