【間違えると自衛官人生終了】自衛官の転職相談は誰にするべき?転職に成功するための準備と相談相手とは?

自衛官としてのキャリアを積んできたあなたが、いざ民間企業への転職を考えたときに直面するのが「誰に相談すればいいのか?」という悩みです。自衛隊の組織内で相談することが非常に難しい状況にあるため、多くの方が孤立してしまいます。転職に向けた準備や具体的な相談方法についても不安を抱える方が多いでしょう。本記事では、そうした悩みを解決するためのポイントを解説します。

  • 自衛隊から民間企業への転職を考えている自衛官の方
  • 誰に転職の相談をすれば良いか真剣に悩んでいる方
  • 転職に向けた準備や具体的なステップが分からず困っている方
  • 30代から50代の自衛官の方で、今後のキャリアに不安を感じている方
  • 自衛隊内で相談するリスクとその対策
  • 転職相談の適切な相手と相談方法
  • 転職相談を避けるべき相手とは?
  • 相談時に押さえるべきポイント

自衛隊内で転職の相談を行うことには大きなリスクが伴います。
まず、上司や同僚に相談することで、慰留や引き留めにあう可能性があります。これによりあなたの評価や処遇にも影響が出ます。転職活動がうまくいかず、自衛隊に残る選択肢を適切に残しておくためにも、組織内での相談は「絶対に」避けるべきです。

リスクその1
評価や処遇への影響

自衛隊は厳しい階級制度がベースとなっています。
転職を考えていることが上司に知られると、現職の評価に影響が出る可能性があり、場合によってはボーナスの査定にまで影響を及ぼしかねません。特に転職を考え始めた初期段階では、このリスクを避けるためにも例え同僚や同期であっても、組織内での相談は控えるべきです。話によると一度でも「自衛隊を辞めたい」と上司に申し出ると、人事記録として「生涯」残り続ける可能性もあるそうです。

リスクその2
引き留め・慰留

上司に転職の相談をすると、組織としては有能な人材を失いたくないため、引き留めや慰留が行われます。過剰な引き留めや慰留は法令に抵触する可能性があるのですが、自衛隊の場合はあまり大きく問題にしていないようです。長引く引き留めや慰留により、転職の意志が揺らいでしまう可能性があります。私自身も幹部自衛官だったので、退職意思を示した隊員を引き留めた経験があります。多くの場合、今本人が抱えている悩みや迷いを解決するような対策を提案するのが通常です。
実際にそれで悩みや迷いを解決できれば良いのですが、中には口八丁手八丁で慰留をする上司もいるので、まずは引き留めや遺留にあわないよう転職活動を進める、ということに留意しましょう。

対策
外部の専門家に相談

これらのリスクを避けるためには、外部の専門家に相談することが有効です。
転職エージェント、キャリアカウンセラー、キャリアアドバイザーは、転職のプロフェッショナルとして、客観的なアドバイスを提供してくれます。

転職相談の適切な相手とは?

転職を成功させるためには、適切な相談相手を見つけることが重要です。
ここでは、具体的にどのような相手に相談するべきかを紹介します。

転職エージェント(ヘッドハンター)

転職エージェント(ヘッドハンター)は、転職活動をサポートしてくれる専門家です。
彼らは市場の動向や企業のニーズを把握しており、自分に合った転職先を見つける手助けをしてくれます。また場合によっては、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策などもサポートしてくれるため、初めての転職でも安心です。会社によっては、エグゼクティブ・キャリアコンサルタント、キャリアアドバイザー等名称は異なりますが、多くの場合、「転職エージェント」と一括りにしてしまって問題ありません。

キャリアカウンセラー

キャリアカウンセラーは、自分のキャリア全般について相談できる専門家です。
転職だけでなく、今後のキャリアプランや自身の強み・弱みについてもアドバイスをもらうことができます。長期的な視点で自分のキャリアを考える際には、非常に有益な存在です。

元自衛官のネットワーク

転職を成功させた元自衛官たちのネットワークも有効な相談相手です。
彼らは自分と同じ経験をしているため、実際に役立つアドバイスを提供してくれます。また、転職後のリアルな体験談を聞くことで、具体的なイメージを持つことができます。その中でも特に、民間企業で面接官の経験がある元自衛官に相談することをお勧めします。彼らは採用側の視点から、どのようなポイントが重視されるのか、どのようなアプローチが有効かを具体的に教えてくれるため、非常に参考になります。

真剣にあなたの話を聞いてくれる人を選びましょう。

転職相談を避けるべき相手とは?

転職相談をする際には、避けるべき相手もいます。以下にその理由を説明します。

現役の上司や同僚

現役の上司や同僚に転職の相談をすることは絶対に避けましょう。前述の通り、評価や処遇に影響が出る可能性があるためです。また、情報が漏れた場合、自分の意志が揺らぐだけでなく、職場での立場が悪化するリスクもあります。

【場合によっては】転職エージェントやヘッドハンター

転職相談に適切な相手としても登場した転職エージェントやヘッドハンターですが、一部のエージェントは、「転職意思があるか否か」だけを気にしている場合があります。自衛官の業務を理解していない可能性が高く、転職を希望すると即座に「転職しましょう」と話が進んでしまうこともあります。自衛隊を続ける方がメリットがある場合でも、そのチャンスを無駄にしてしまう可能性があります。そのため、「現段階では転職はやめておいたほうが良いですよ」と言ってくれる人にも相談することが重要です。

ネガティブな意見ばかりの人

転職に対して否定的な意見ばかりを言う人も避けた方が良いでしょう。
ネガティブな意見に影響されてしまい、自信を失う可能性があります。建設的な意見を提供してくれる相手を選びましょう。

あなたの理想とする転職をしていない元自衛官

理想とする転職をしていない元自衛官にも相談は避けるべきです。
彼らの経験があなたの目指すキャリアと一致していない場合、そのアドバイスが適切でないことは当然ですよね。理想のキャリアを実現している人からのアドバイスの方が、目指すべき方向性に沿った有益な情報を得ることができます。

相談する相手はしっかり選びましょう

転職相談を成功させるためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。ここでは、相談時に気を付けるべきポイントを紹介します。

ポイント1: 相談の目的を明確にする

まず、相談の目的を明確にすることが大切です。
具体的に何を相談したいのか、どのようなアドバイスを求めているのかをはっきりさせることで、相談相手も適切なアドバイスを提供しやすくなります。

ポイント2: 自分の状況を正確に伝える

相談相手に対して、自分の状況を正確に伝えることも重要です。
現在の職務内容やキャリアの経緯、転職を考える理由などを具体的に説明することで、より的確なアドバイスを受けることができます。また、転職エージェントやヘッドハンターは「転職意思があるか否か」だけを気にしていて、自衛官の業務は理解していません。もしかしたら自衛隊を続ける方がメリットがあるかもしれないのに、「転職したいんですか?はい、じゃあ転職しましょう」となって自衛官としてのチャンスをムダにする可能性があります。

ポイント3: 複数の意見を取り入れる

一人の相談相手だけでなく、複数の意見を取り入れることも考慮しましょう。異なる視点からのアドバイスを得ることで、自分にとって最適な決断を下すことができます。

ポイント4: 自分自身の意思を大切にする

最後に、自分自身の意思を大切にすることが大切です。相談相手のアドバイスは参考にしつつも、最終的な決断は自分自身で行うよう心掛けましょう。

転職は大きな決断ですが、適切な相談相手を見つけ、相談時に重要なポイントを押さえることで成功に近づけます。自衛官としての経験を活かし、新しいキャリアを築くための一歩を踏み出しましょう。本記事が、皆さんの転職活動の一助となることを願っています。
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