自衛官からの転職で後悔する人VSしない人

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自衛隊を辞めようと思っている人の中には、辞めて後悔する人と辞めて後悔しない人がいます。
せっかく長く勤めてきた自衛隊を辞めるのであれば、後悔はしたくないですよね。

今日はこの違いは何かということについて、自衛隊を辞めても後悔しない人に共通する3つの特徴をついてお話しします。

はじめに

初めに3つの特徴についてお伝えします!その3つというのは、

  • 自衛隊での人間関係が円満
  • 達成したい目標が自衛隊にはない
  • 年収アップを目的としていない

それぞれの特徴について順番に見ていきましょう。

後悔しない人の特徴①:自衛隊での人間関係が円満

実は退職する理由ナンバーワンは「人間関係」

自衛隊に限らず、よくある退職理由のうちの一つが人間関係です。職場の人間関係になじめなかったとか、上司とのあり合いが悪かった、というケースです。仕事を一生懸命やっているのに、適切な評価が受けられなかった、みたいな退職理由もよくよく突き詰めていけば、人間関係の悪化が原因だった、なんてパターンもあります。

なぜ自衛隊での人間関係が円満だと、自衛隊を辞めたことを後悔しないかと言うと、ずばり「適切な人間関係を構築するスキルがあるから」です。自衛隊には本当に様々な人がいます。仕事がバリバリできて腰が低い人、淡々と仕事をこなす職人肌の人、わきあいあいと皆で作業を楽しみながらやる人、反対に、階級だけ偉くて仕事をしない人、横柄な物言いをする人、口だけの人、本当に色んな人たちがいます。

そんな環境の中、害のある人との距離を適度に保ち、適切な人間関係を構築できるというのは、1つの技術なんです。よく先輩にかわいがられる後輩、っていう人がいると思うんですけど、こういうタイプの人は辞めても後悔しない傾向が強いです。ちなみに八木はこのタイプではありません笑

この対人関係の技術がある人は、物事を冷静に見ることができるので、人間関係や上司との関係が悪化して、今すぐにでも退職したい、ということはあまりありません。

さらに新しい環境に行っても人間関係が悩みのタネになることが少ないので、すぐに馴染むことができますし、仕事もスムーズです。逆に適切な人間関係を構築するスキルがないと、人間関係が悪化し、居心地が悪くなってその組織に居続けるのがツラくなってしまいます。

「自分は円満なのか?」を確認する方法

自分自身の自衛隊での人間関係が円満か否かを判断する基準は、2つあります。
1つは、同期のグループLINEとかにためらいなく、「辞めまーす」と言えそうかどうか。
そしてもう1つが、辞めたあとも定期的に連絡を取りたい人が5人以上いるかどうか、ですp。
ぜひ参考にしてみてください。

後悔しない人の特徴②:達成したい目標が自衛隊にはない

「入隊したけど、なんかちょっと違う気がする…」を放置してはいけない

自分がもともとやりたかったことやなりたかった姿を目標にして自衛隊に入ったものの、「あれ、なんかちょっと違う気がする……」なんてことはよくある話ですよね。
本筋とはちょっと違うかもしれませんが、私自身も経験があります。学校教育では「自衛隊は軍隊ではない」という教育を受けますよね。それを真に受けて入った防衛大学校、入ったその日の夜に思いました。

「うそでしょー、自衛隊って軍隊やん。」

それは冗談として、よくある話としては、「東日本大震災で救助にあたる自衛官に憧れて、自衛隊にはいった」というものです。

けど、実際に人を救助する場面なんてそうそう出くわすものでもないし、日々の訓練や業務で疲労困憊。こんなはずじゃなかった。と感じる方が多いようです。

このタイプの方が自衛隊を辞めて、他の職業に進むときは後悔しない人が多いです。

なぜかというと、もう自衛隊という選択肢を選んで、経験して、「あ、これじゃなかったわ」っていう判断がすでになされているからなんですよね。

こういう判断をすでに経験済みの人は後悔する要素は基本的にはありません。

行動しても後悔するパターン:目的地が遠すぎる

ですが、いきなりレベルの高い場所を目指してしまって、辿り着くことができず、やっぱり自衛隊にいればよかった、というパターンは要注意です。

たとえば、自衛隊から医師や弁護士を目指して一念発起して勉強に集中するために辞めたり、自衛隊を辞めていきなり海外に飛び出したりするパターンです。
かなりレアなケースですが、「思ったら即行動!」というタイプの方はよくよく注意してくださいね。

ですが、多くの場合、後悔はしません。
よく言われることですが、人間は行動したことを後悔するのではなく、行動しなかったことを後悔する生き物だと言われています。熟考の末、公務員という安定を投げ捨ててまで叶える価値のあるものを追うので、後悔するわけがないですよね。

後悔しない人の特徴③:年収アップを目的としていない

「こんなに働いているんだから、どこでも通用するだろう」という勘違い

自衛隊を辞めたいと考える人で意外と多いのが、「もっと稼ぎたい」「もっと年収をあげたい」という退職理由です。今めちゃくちゃ働いていて、残業時間もすごく多くて、もうこんな環境じゃやってらんない、こんなに働いているんだからもっと給料もらってもいいはずだ!と感じている方に多い退職理由です。

1つ目の特徴の際も言いましたが、意外に、上司との関係がうまくいっておらず、自分の仕事が適切に認められていない、というのも実は隠れている要素です。

「1000万」「収入青天井」の誘惑

このタイプの人が自衛隊を辞めたことを後悔するのは、「転職先で年収に見合った仕事をこなすことできずに、やむをえず退職するとき」ときです。

世の中にはたくさんの仕事があります。
そして、求人の中には、「2年目で年収1000万円以上も狙えます」「収入は青天井!あなたの努力がそのままお給料になります!」なんて甘い文句で不動産や保険のフルコミッションの業務に転職してしまう人がいます。

営業経験がある方なら良いでしょう。
高校時代のバイトで営業みたいなことをして、バンバン売ってた人が国防に目覚めて、自衛隊に入ったけど、やっぱり営業がしたい!次は不動産だ!となる人なら良いです。
でも99%の自衛官は営業の経験なんてないですし、似たような経験もないはずです。その状態で年収が高いフルコミッションの仕事なんて到底ムリです。
もちろん中には成功を収める人もいるかもしれません。目先の年収に目が眩んでしまう前に、なぜ高い収入を得たいのかを考えましょう。意外と「職場で認められていない」のが原因だったりします。その場合は、評価制度が整っている会社への転職ということを転職の目的にした方が良いでしょう。

まとめ

自衛隊を辞めて後悔しない人の特徴3つについてお話ししてきました。
まとめると……

1つ目:自衛隊での人間関係が円満
2つ目:達成したい目標が自衛隊にはない
3つ目:年収アップを目的としていない

これらの特徴がある人は自衛隊を辞めたことを後悔しづらいです。
ですが、自衛隊を辞めて後悔しない特徴をあなたがもっていたとしても、何から始めたらいいかなんてわからないですよね。

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