【実例アリ】自衛官転職あるある|その「スカウト」ニセモノです……。

転職をする際に誰もが利用する「転職サイト」。

「実際に転職活動をしたことがなくても、登録だけはしておく」など多くの方が使ったことがあるのではないでしょうか。

その転職サイトでは、「スカウト」や「プラチナスカウト」が送られてくることがあります。
送られてくると一瞬「え、ほんとに!?」みたいな感じで嬉しく感じますよね。

ですが、アレ実はニセモノの「スパムメール」なんです……。

今回はスカウトの「闇」について以下のとおりお伝えしますね。

  • 転職サイトにおけるスカウトとは?
  • スカウトの9割がスパムメールである理由
  • スパムメールの特徴
  • スパムメールの見分け方

この記事はこんな人にオススメです。

  • 転職サイトに登録したばかりの自衛官
  • 転職活動中の自衛官で、思うようなスカウトがもらえていない人

この記事を読めばこんなことがわかるようになります。

  • 転職サイトに潜む「スパムメール」の正体
  • 「スパムメール」に時間を奪われない転職活動術
  • 絶対に逃してないけない「本当の」スカウトメールとは?

転職サイトのスカウトって?

転職サイトに登録すると、あなたは色んな通知を受け取ります。
特に大事なのが『スカウト』。このスカウトには2つの種類があります。

一つ目が希望条件マッチスカウト、そして、もう一つがヘッドハンターや企業が送信するいわゆる『スカウト』で、プラチナスカウトなどと呼ばれたりします。

希望条件マッチスカウトは、あなたが事前に登録している転職希望条件にマッチする求人が掲載された際にあなたに通知がされるものです。
プラチナスカウトは転職サイトにもよりますが、「上位5%の人にしか送られない特別なスカウト」と定義されています。

そして、やっかいなことに「プラチナスカウト」にもスパムメールが紛れ込んでいるのです……。

このスパムメールに騙されてしまうと、あなたの貴重な時間はどんどんうばわれ、何個も何個も企業へ応募し、挙げ句の果てに自分の希望条件を満たす転職ができなくなってしまいます。

『え、いったいどういうこと?』と思いますよね。詳しく説明します。

↓↓↓
事実、八木のアカウントにはこんなに通知が来ているのに
フルシカトしているのにはワケがあります……

(実際の画面のスクショをはめ込んだもの↓↓)

【取り扱い注意】転職エージェントがあなたに送る「スパムメール」

これらのスカウトは転職エージェントが送ります。
私たちはスカウトを受信すると

「転職エージェントが僕の履歴を見て、送ってきてくれたんだ!」

と感じます。

はい、ソレ勘違いです

通常送られてくるスカウトというのは、転職エージェントが保有している企業の求人条件を一律に入力し、その条件に合致する個人宛に一斉送信しているだけなんです。つまり「スパムメール」なのです。

このスパムメールを受け取った転職希望者は、転職エージェントが「たった10分」の作業で一斉送信されたテンプレートメールに一喜一憂してしまいます。

中には巧妙なものもあり、募集企業のCEOから直接メールが来たかのように見せかけたり、だたる有名企業の名前を書いて、その企業をあなたにも紹介できると見せかけ、あなたを惹きつけようとします。

しかし、実際にはこれらの大部分はウソであり、本当にCEOがあなたに連絡を取ることはありません。(少なくとも私はありません。)

また連絡をすればエージェントは「あなたの職歴だと有名どころは紹介できないので、とりあえず色んなところに応募しましょう!」と言ってきます。

こうなってしまったら、無限に時間のかかり、かつ、希望条件を満たせない転職活動の始まりです……。

しかもそれは「プラチナスカウト」でも発生するのです……。

【実例掲載】では、どうやって「本物」を見分けるのか。

では、どのようにして本物のスカウトメールとスパムメールを見分ければ良いのでしょうか?

スパムメールには以下のような特徴があります。

  • 「あなたの経歴にマッチした求人」などといった、あたかもあなたの履歴書や職務経歴書を読んでいるかのような記述がある。(でも詳細までは書いていない)
  • 有名企業の紹介実績が羅列されている。
  • 紹介求人の添付がない。
  • 紹介求人の添付はあるが、「参考例」などという記載がある。
  • やたらと面談したがるので、めちゃくちゃな数のスカウトを送ってくる。

実際の画面がコチラ。
↓↓↓【スパムメールと判断した基準】↓↓↓

  • 「弊社取り扱い求人の一例」という記載
  • 紹介したい求人票が添付されていない
  • 同一のエージェントから3日に1回送られてきており、掲載求人もその都度異なる。

【実録】実際に話を聞いてみた。

「じゃあ実際に話を聞くとどういうことになるのか?」を実際に自分の身をもって確認してきました!

流れはこんな感じでした。

転職サイトから面談希望の返信をする。

面談実施日の日程をセット

面談実施
(今回は女性のエージェントの方でした)

【面談の中身】
お互いの自己紹介(5分)

転職エージェントの所属会社の保有している求人が掲載されている転職サイトに登録をする。(10分くらい)
→→すでに転職サイトに登録しているのに、「また登録するのか」と、ここらへんで辟易している。

転職希望条件を聞かれる。(5分くらい)
→→『現状年収より上、あるいは維持、かつ、同業種でお願いします』とお伝えしました。

2、3個求人を紹介され、感想を聞かれる(15分くらい)
→→正直どれもイマイチだし、エージェントも「これが八木さんの要望を満たすか分からないのですが……」と正直自身なさげでした。

ここらへんで良い時間になったので、今後の転職サイトの使い方についてレクチャーを受ける。

エージェント「ここにしかない求人もあるので、閲覧して応募いただければと思います。」と笑顔で言われ終了。

『え??おわり??』
『なんの話も進んでないよ??』

その後もアフターフォローもないし、新しい求人が出ました等のメッセージもなし。

正直な感想としては

「俺の1時間返して!!」

といった感じでした。
しかも、その後も同じ会社の違うエージェントからも、どんどんスカウトが来ます。
「社内の共有状況どうなってんねん……」という感じで、この人材紹介会社の顧客との向き合い方に疑問を感じてしまいました。

ということで、みなさんは転職エージェントのスカウトにはだまされないようにしましょう。

【実例掲載】じゃあ「本物のスカウト」ってどんな感じなの??

実際に本物のスカウトってどんな感じなのか知りたいですよね。
本物のスカウトの特徴としては以下のようなものがあります。

  • 紹介したい求人票が添付されている
  • 「どういうところがマッチしているか」が明記されている
  • 自身の職務経歴書の内容と添付されている求人票がマッチしている
  • 転職エージェントからではなく、企業からの直接のスカウト

八木的に「こんなスカウトだったら返信しても良いかも」というものをサンプルを『特別に』お見せしますね!
ちなみに以下のサンプルは、『実際に受け取ったけど未返信だったもの、けど話だけだったら聞いても良かったかな』と思っているものです。

まず1つ目。

これは、「企業からの直接スカウト」で、「求人票」があって、「職務経歴書の内容とマッチ」していました。
パターンのスカウトであればすぐにお話を伺って、興味があるかないかを判断したうえで、応募しても良いと思います。

そして、2つ目。

これは、「求人票」があって、「職務経歴書の内容とマッチ」していました。
文中の「幅広くご紹介させていただけたら」というのが若干ひっかかりを感じますが、掲載できていない前半部分には「スタートしたばかりの事業」という記載があったので、お話を伺ったうえでマッチする部分を探せば良いかな、という感じもします。

おそらくどちらも話を進めていけば内定ももらえると思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
あなたの転職活動を阻む「スパムメール」の存在を知って頂き、スムーズな転職活動ができるよう応援しています!!

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