自衛隊から民間に転職しようとするとき、
こんなふうに感じたことはありませんか?
転職って「逃げ」なのかな……
周りの人を置いて、「ぬけがけ」しているみたい……
今日は、
「逃げ」にならない転職の秘訣
についてです。
団結力が強い自衛隊から民間に転職しようとすると
「この転職は、キツイ自衛隊からの逃げ、なのか?」
と思う瞬間ってありませんか?
あるいは、
キツイ思いをしている同期や同僚、
彼らを置いて、自分だけ違う場所に行こうと
するのは、『ぬけがけ』なんじゃないか?
こう感じている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、
これらの質問に答えることができれば、
少なくとも
『逃げ』や「ぬけがけ」ではない
と言える質問があります。
今日はそのうちの1つを紹介しますね。
その前に、
なぜ自衛官が転職しようとするとき
「逃げ」や「ぬけがけ」を心配してしまうのか、
そのメカニズムについてお話しておきますね。
『民間への転職』=『逃げ』というメカニズム
では、『民間への転職』=『逃げ』という心理が
生まれるメカニズムはいったいどこから生まれるのでしょう?
まず第一に「新隊員教育での刷り込み」です。
ここでいう「新隊員教育」とは、空士隊員が入るものだけでなく、
防衛大学校1年生に対する教育や幹部候補生学校での訓練を含みます。
ここでまず初めに教えられるのは何か?
これを読んでいるあなたはお気づきですね。
「同期を見捨てるな」
コレです。
なんなら新隊員教育で教えているのは、
コレだけと言っても過言ではありません。
多少の差異はあるかもしれませんが、
陸海空同じことを教えています。
この教育は短ければ3ヶ月、
長ければ12ヶ月徹底して叩き込まれます。
これだけ長く叩き込まれると、
「自衛隊を去る」という選択肢が
「同期を見捨てる」という風に見えてしまうのです。
ですが、
自衛隊を去ることは、
同期を見捨てることではありません。
むしろ、
あなたが民間で活躍すれば、
あなた自身の市場価値も上がりますし、
自衛隊の市場評価も上がります。
このことを理解しておくと、
「民間への転職」=「逃げ」
という誤った認識を防げるかもしれません。
『逃げ』の転職ではないと確信するための質問とは?
では、『逃げ』の転職ではないと
確信するためにはどういった質問を
自分にすれば良いのでしょうか?
それは、
「自衛隊の良いところを3つ挙げる」
です。
この質問のいいところは、
100%自衛隊が悪いわけではない、
自衛隊にもいいところがあるけれど、
それを理解して民間に行く。
という心構えができることです。
私の受講生さんのうちのお一人は、
「自衛隊は福利厚生めっちゃ良いですよ。
福利厚生だけなら自衛隊に戻りたいです
それに基本みんな仲良しですしね。」
とおっしゃっている方もいます。
さて、あなたはいくつ挙げれそうですか?
ぜひやってみてくださいね!